スラバヤの交通事情について見たり、聞いたり、体験したことを纏めてみました。

1. 道路状況

一方通行道路が非常に多く、逆走すれば2分くらいで行かれるところも10分位かかることがある。買い物で2~3箇所の店に出かけるときは、道順を考えて行かないと行ったり来たりで効率が悪い。こちらへ来た当初は道順を考えていましたが最近は運転手まかせで、行ったり来たりしても、気にしない・・・気にしない・・・一方通行が多いせいか信号機が少ない、また信号機で戸惑うことがある。

・ 進行方向前方が赤なのに直進可?右折車のみの信号
・ 進行方向前方が赤なのに左折は常時可・右折可のところもある。

信号機の変わり方:青-黄-赤-黄-青、日本では(青-黄-赤-青でしたね・・・?)路面状況:幹線は比較的整備されていますが、少しわき道に入ると穴ぼこだらけの道が多い、雨季に入り悪い道が余計に促進してますます悪く、なかなか修繕されない。幹線から住宅地域の道路に入ると、交差路近くに凸面をつけているそこに差し掛かると、車は減速せざるを得ない。その凸面をこちらでは通称ポリシイティドゥル(警官が寝ている)と言っている。警官が寝ているからゆっくり走ろう、なのか・・?速度制限:高速道路では100Km/Hの制限があるが、一般道路で速度制限表示を見たことがない。市内から郊外に出ると一般道路で90Km/H位で走っても、スピード違反で捕まることがないようだ・・・・?違反検挙が多いのは、信号無視赤信号で入ったりすると捕まる、また右折車線で直進すると捕まる・・日本と同じ、違反切符はあるようだが罰金を払えば、切符はめったに切らないようだ。罰金は10,000~20,000ルピア、外国人は50,000ルピアが相場受領書は無い・・・罰金はどこへ入るのか・・・?

2. 公共交通機関

バス
:幹線を走っている料金は1,700ルピア(エアコン有り)、1,100ルピア(エアコンなし)料金は走行距離に関係なく定額。運転は荒っぽく日本で恐れられているダンプカーみたいな存在。ミニバス:車は、6~7人乗りのミニバンに、定員10人くらい。バスより沢山運行している。路線は決められていて路線内ならどこでも乗り降りできる。料金は、1,200ルピア走行距離に関係なく定額。

タクシー:料金計により料金を支払うシステムになっていますが、気をつけないと料金計が壊れていたり、付いてないタクシーもある。外観が汚いタクシーは敬遠したほうが無難、ホテルから乗るタクシーは安全かつ料金でもめることは先ず無い。病院の前で客待ちのタクシーを使ったとき、外観、座席と汚れており乗る前にホテルまでの料金を聞くと通常料金の2倍、1.5倍まで値切ってやむを得ず使った。日本人にはどうも特別価格を設けているようだ・・・

ペチャ:自転車(三輪車)前輪(2輪)部分の座席に客を乗せて比較的近場の移動に使われる。市場では客待ちペチャが多い。料金は3,000~5,000ルピア、ドライバーの気分しだい・・・?(鉄道について今回は省略)

3.交通マナー

最近の日本もマナーは、あまり良いとは思えませんが、こちらへ着たら日本人にはまだ譲り合う気風があり運転もおとなしい。こちらでは、直前の割り込みなど当たり前、鼻先を先に突っ込んだほうが勝ちといった感じ、特にスペダモトル(バイク:100ccくらい)は、車より数が多く、走行は勝手気まま状態、車と車の隙間を縫うようにして、車の直前を右から左から割り込んでくる。中には暴走族なみの乱暴なドライバーもいて恐ろしい・・・左右から同時に割り込んでバイク同士が衝突転倒なんて目の前でやられたら迷惑この上なし、見ようによっては車がバイクに追突したように見られる。現実にそのような事故に遭遇した方の話では、車から出て手助けをしたらあたかも追突したように見られるので、バイクが道路わきに寄せて片付くまで車内で待ったそうです。幸い目撃者がいて事なきを得ましたが迷惑だけでは済まされない。インドネシア人は仕事や、歩いているとき、或いは会議にしてものんびりしているのに、何故か車やバイクに乗ると先を争うような行動をするのか・・・・本質はのんびり屋さんなのか、せっかち屋さんなのか判らない・・・自分本位なのかもしれない?スラバヤ交通事情について、私なりに感じたことを書きましたがほかの人から見たらまた異なった見方をするかもしれない・・・これも自分本位か?

スペダモトルにご注意・・・!!
客待ちのペチャ